もみの木ブログ
冬は早寝遅起きでゆったりと
こんにちは、鍼灸師の齋藤麻衣です。
ようやく冬到来!!という感じですね。
みなさまお元気でしょうか~??
今日は、中医学的に「冬の過ごし方」について
紹介してみたいと思います。
中医学で、冬は「閉蔵」といって、
「蔵を閉じて護る季節」とされています。
何を護るかというと、
「陰と陽を護る」とされています。
陰とは、ざっくりいうと潤いのことです。
陽とは、活動するためのエネルギーのことをさします。
陰は日が沈んでから、
陽は太陽が昇ってから養われるので、
冬の時期はいつもよりほんの少し早く寝て、ほんの少し遅く、
太陽がちゃんと昇ってから起きるのが良いとされています。
また、室温を温かく保ち、しっかりと厚着をして
陽気が逃げ出さないようにすることも大切です。
気持ちの面でも守りが大切で、新しくチャレンジしたり、
あれもこれもと欲を出したり、気分を発散させるようなことは、
できるだけ避けるほうが良いとされています。
やりたいことは草木が芽吹く春や活動の夏にとっておいて、
冬は頑張らず、ゆったりのんびり現状維持を目指しましょう
でも、今年も残すところあと1か月と少し…
現状維持というわけにはいかない!!という方もいることでしょう。
そういう方は、おへその下をしっかりと温めて過ごしましょう。
活動するためのエネルギーがチャージされやすくなるのでおすすめです